TL;DR
– Gboardは、音声入力や翻訳機能を搭載したキーボードアプリ
– 外部アプリ(ChatGPT、LINE・・)向けのテキスト入力にも使用することができる
– 「アシスタントの音声入力」と併用すると、自動句読点や絵文字の音声入力も可能
便利なキーボードアプリ
Gboardは、Googleが提供する多機能キーボードアプリです。
グライド入力、音声入力、手書き入力、絵文字検索、多言語サポートなどを特徴としています。
- 「タイピングじゃなくて、音声でテキスト入力したい」
- 「英語でテキスト入力したいけど、単語や文章が思い浮かばない」
こんな時にGboardを活用すると、時短で日本語・英語のテキスト入力が可能です。
音声入力の事前設定
Gboardの音声入力を使用する際は、以下の設定が必要になります。
1. 設定画面を開く
任意のブラウザ、もしくはアプリのテキスト入力画面を開きます(以下はLINEのテキスト入力画面)。
⚙️アイコンでGboardの設定メニューを開き、「音声入力」をタップします。

Gboardの⚙️アイコン

「音声入力」をタップ
2. 「音声入力」をOn
「音声入力を使用」をOnにします。
LINEの画面に戻ると、マイクアイコンの表示を確認できます。

「音声入力を使用」をOn

マイクアイコンが表示される
3. 「アシスタントの音声入力」をOn(対象端末のみ)
Pixel 6、かつAndroid 12以降の端末は、「アシスタントの音声入力」をOnにして、以下の機能を使用することができます。
- 「消去」「削除」「送信」などの音声コマンド
- 自動句読点
- 絵文字の音声入力

2つのトグルをOnにする
上記画像のように設定すると、「今日は5月13日です。本当に良い天気😊」のような文章も、音声入力だけで作成できるようになります。
また、LINEのようなchatアプリ上なら、「送信」と言うだけでメッセージの送信が可能です。画面をタップする必要はありません。
音声入力の操作手順
音声入力は、以下の1〜3の順に操作します。
1. テキスト入力画面を開く
任意のブラウザ、もしくはアプリのテキスト入力画面を開きます(以下はLINEのテキスト入力画面)。
2. マイクアイコンをタップする
右にあるマイクアイコンをタップして、音声入力モードに切り替えます。

マイクアイコンで音声入力を開始する
3. 音声入力する
入力内容が、リアルタイムでテキスト変換されます。

句点や絵文字も音声入力のみで作成可能
同時翻訳の操作手順
同時翻訳は、以下の1〜4の順に操作します。
1. テキスト入力画面を開く
任意のブラウザ、もしくはアプリのテキスト入力画面を開きます(以下はLINEのテキスト入力画面)。
2. 翻訳モードに切り替える
左のGridアイコン ⇨ Google翻訳アイコンをタップして、翻訳モードに切り替えます。

Gridアイコンをタップ

Google翻訳をタップ
3. 言語を選択する
原語、及び訳語を選択します。
今回は「日本語 ⇨ 英語」に設定します

4. テキストを入力する
音声入力(タイピングも可)すると、翻訳された内容が自動表示されます。

英訳内容がLINEのテキストフィールドに自動表示される
まとめ
Gboardの音声入力、及び翻訳機能を活用すると、テキスト入力時間を短縮化することができます。ブラウザやアプリ画面から簡単にアクセス可能です。
(端末・バージョン情報)
- Pixel 8 / Android 14
- Gboard 14.1.04.621126403-release-arm64-v8a

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