TL;DR
– Geminiモバイルアプリの拡張機能「Utilities(ユーティリティ)」で、端末を手軽に操作
– 今回実機で試した操作は全7種類
– Google AssistantからGeminiへの機能移行は、着々と進んでいる
「Utilities(ユーティリティ)」で簡単操作

「Utilities」を使用したタイマー設定
Geminiモバイルアプリの「Utilities(ユーティリティ)」は、タイマー設定や写真撮影などの端末操作を、Gemini経由で実行する拡張機能です。日本語にも対応しています。
「ユーティリティ」の使用方法
- 拡張機能の有効化
- コマンドを入力する
1. 拡張機能の有効化
Geminiモバイルアプリの設定画面を開き、拡張機能一覧にある「Utilities(ユーティリティ)」をオンにします。
2. コマンドを入力する
コマンドを入力(音声 or タイプ)します。
何ができる? 実際に試した端末操作
実機で試した端末操作は、以下の7種類です。
- タイマー、アラーム
- Bluetooth・WifiのOn/off
- アプリ起動
- 音量調節
- バッテリー残量の確認
- フラッシュライトの点灯
- 写真を撮る
1. タイマー、アラーム
「xx分のタイマーをセットして」と入力します。
Google Assistantでは叶わなかった「複数のタイマーセット」も実行可能です。

複数のタイマーを同時に設定可能
2. Bluetooth・WifiのOn/off
「Bluetooth(Wifi)をオン(オフ)して」と入力します。
3. アプリ起動
「(アプリ名)を開いて」と入力します。
4. 音量調節
「音量を上げて(下げて)」と入力します。
5. バッテリー残量の確認
「バッテリーの残量を教えて」と入力します。
6. フラッシュライトの点灯
「フラッシュライトをつけて」と入力します。
フラッシュライトとは、端末に内蔵されているライトのことです。
7. 写真を撮る
通常撮影、セルフィー、スクリーンショットの3つに対応しています。
「xx秒後に写真撮って」と入力すると、撮影タイマー付きで画面が起動し、カウント後に撮影します。

撮影タイマーを使用した写真撮影(画面中央にカウントが表示される)
リマインダーやカレンダーは別の拡張機能で対応
「Utilities(ユーティリティ)」で使用可能な端末操作に、リマインダーやカレンダーの設定は含まれていません。
リマインダーやカレンダーの設定をGemini経由で実行する場合は、「Google Workspace」の拡張機能をオンにする必要があります。
また、ブロードキャスト、通話発信、メッセージ送信をGemini経由で実行する場合は、「GeminiにおけるGoogleアシスタント機能」を引き続き使用する必要があります。
まとめ
Geminiモバイルアプリの「Utilities(ユーティリティ)」は、タイマーやアラームなど使用頻度の高い端末操作を、Gemini経由で実行する拡張機能です。Google AssistantからGeminiへの機能移行は、ゆっくりながらも着実に進んでいます。

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