TL;DR
– 「Spoken Content(読み上げコンテンツ)」は、Macの通知読み上げ機能
– 読み上げる通知は、Notifications(通知)のアプリ一覧から選択する
– 意図しない通知の読み上げに注意
Macの通知を聞く「Spoken Content(読み上げコンテンツ)」とは?
Macの「Spoken Content(読み上げコンテンツ)」を使用すると、音声で通知を確認することができます。作業中、テレビの視聴中でも、画面を確認する一手間が省けます。
Apple IntelligenceやChatGPTなど、AI関連の通知を効率良く把握できることも大きな利点です。
「読み上げコンテンツ」の使用方法
- Accessibility(アクセシビリティ)の設定
- Macの通知設定
- アプリの通知設定
- 音声通知のテスト
1. Accessibility(アクセシビリティ)の設定
System Settings(システム設定)からAccessibility (アクセシビリティ)⇨「Spoken Content(読み上げコンテンツ)」に進み、「Speak announcements(通知を読み上げる)」をOnにします。

「Speak announcements」の設定
2. Macの通知設定
System Settings(システム設定)に戻り、Notifications(通知)を選択して、少し下にスクロールします。Application Notification(アプリケーションの通知)から、音声通知したいアプリを選択します。
Allow Notifications(通知を許可)をOnにして、通知タイプを「Alerts(通知パネル)」にします。

「Spoken Content」の設定
3. アプリの通知設定
前項2で選択したアプリの通知機能が、アプリ内で正しく設定されているか確認します。
4. 音声通知のテスト
対象の通知を受信すると、少し遅れて音声が流れます。聞こえない場合は、音量がミュートになっていないか再度確認します。

意図しない通知の読み上げに注意
1. Focus(集中モード)でも読み上げる
Do Not Disturb(おやすみモード)がOnの場合でも、通知の読み上げは実行されます。
2. システムアラートなどの通知も読み上げる
端末の設定変更など、システム関連のアラート通知も読み上げの対象になります。
3. センシティブな音声通知はOffに
設定次第では、メールやSMSの認証パスワード、仕事に関するメッセージなど、他人に聞かれたくない内容も音声で流れてしまう可能性があります。
使用範囲を必要最小限に留めるなど、ユーザー側の工夫が必要になります。
まとめ
Macの「Spoken Content(読み上げコンテンツ)」を活用すると、音声で通知内容を把握できます。設定をカスタマイズすることで、音声通知したいアプリも簡単に変更できます。
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