TL;DR
– Coleman「マルチレイヤースリーピングバッグ」は、オールシーズン対応のゆったりシュラフ
– 冬の車中泊(外気温4℃・車内温度9℃)でも、3層レイヤーで十分暖かい
– サイズと重さに難点、車内スペースの占有に注意
冬は暖かいシュラフで防寒対策を

外気温が冷え込む冬の車中泊は、入念な防寒対策が肝心です。湯たんぽ、カイロ、電気コンロ、そして暖かいシュラフを用意しておくと、心地の良い朝を迎えることができます。
これまで私は、冬の車中泊でも夏秋用のシュラフを使用していましたが、重ね着するため寝返りが難しく、途中で目が覚めてしまうことがありました。
そのシュラフも古くなってきたので、これを期に暖かいものに買い換えようと探していたところ、コールマンの「マルチレイヤースリーピングバッグ」を見つけました。
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幅広の封筒型なので、手足が動かしやすい
形は封筒型。横幅が約90cm、縦幅が約200cmありますが、エブリイ車内にも何とか収まります。ただ、後部側や両サイドに棚やテーブルがあるレイアウトだと、このサイズは少し邪魔になるかもしれません。
就寝中はマルチレイヤー構造(後述)による嵩張りもあるため、それなりに密着感はありますが、シュラフ自体が大きい構造なので、窮屈さはそれほど感じません。寝相が悪い私でも、足や手の配置に困ることはなく、一晩ゆっくり眠ることができました。

広げるとかなり大きい
マルチレイヤー(3層構造)だから暖かい
このシュラフは中身が3層構造になっていて、それぞれ個別に使用することも、3つを組み合わせて使用することもできます。レイヤーの組み合わせ次第で温度を調節できるため、「4シーズン対応」と謳われています。

「3層構造」でオールシーズン対応
各レイヤーは単純なトグルで固定するため、取り付け・取り外しは難しくありません(但し、時間がかかる)。レイヤーの組み合わせパターンと快適温度の説明として、商品箱には以下のように記載されていました。

各レイヤーの組み合わせ例
2025年1月末の車中泊(外気温4℃・車内温度9℃)では、一番左側のセッティングを試してみましたが、湯たんぽやカイロがなくても十分暖かく、「布団の中にいるような寝心地」を感じました。
問題は大きさ
ただ、やはり大きくて重い(4kg超)ので、車がないと持ち運びは難しいと思います。
折り畳んで袋に入れてもこのサイズ感。狭いエブリイの車内に置くと、それなりにスペースを占有されます。

収納時の公式サイズは「約52×29×38cm」
Coleman「マルチレイヤースリーピングバッグ」のメリット・デメリット
使用して感じたメリット・デメリットは、以下の通りです。
メリット
- マルチレイヤーなので、外気温に合わせた調整が可能
- 首都圏近郊の冬季車中泊なら、睡眠時も十分暖かい
- 横幅・縦幅共に大きいので、中に入っても窮屈さを感じにくい
デメリット
- 持ち運びが大変(重さ4kg超)
- セッティング、片付けが手間
- 車内が狭いとスペースを占有される
まとめ
Colemanの「マルチレイヤースリーピングバッグ」で、冬の車中泊も心地良く眠ることができました。ただ、大きさや重さの取り扱いに留意する必要があります。
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