iPhoneの通知読み上げ機能「Announce Notifications on Speaker（スピーカーで通知を読み上げ）」とは？

iPhoneで音声通知を聞く方法は？

　iPhoneの「Announce Notifications on Speaker（スピーカーで通知を読み上げ）」を使用すると、音声で通知を聞くことができます。ニュース、カレンダー、AI関連の通知を効率良く把握できる便利なツールです。

「スピーカーで通知を読み上げ」の使用方法

1. Accessibility（アクセシビリティ）の設定
2. Notification（通知）の設定
3. アプリの通知設定を確認
4. 音声通知のテスト

1. Accessibility（アクセシビリティ）の設定

　Settings（設定）⇨ Accessibility（アクセシビリティ）⇨ 下にスクロールして「Siri」⇨ 下にスクロールして「Announce Notifications on Speaker（スピーカーで通知を読み上げ）」に進み、Onに切り替えます。

2. Notification（通知）の設定

　Settings（設定）に戻り、Notifications（通知）に進んで少し下にスクロールすると、通知可能なアプリ一覧が表示されます。

　任意のアプリを選択して、Allow Notifications（通知を許可）、及びAnnounce Notifications（通知の読み上げ）をOnに切り替えます。

3. アプリの通知設定を確認

　前項2で選択したアプリの通知機能が、アプリ内で正しく設定されているか確認します。

4. 音声通知のテスト

　対象の通知を受信すると、少し遅れて音声が流れます。

使用時の注意点

1. 音量の確認

　音声が聞こえない場合、音量がミュートになっていないか再度確認します。

2. Focus（集中モード）では読み上げない

　「Do Not Disturb（おやすみモード）」がOnの時は、読み上げが実行されません。

3. 互換性のないBluetoothイヤホンを使用しても、通知を読み上げない

　これは、AirPodsやBeatsの通知読み上げ機能とは異なるものです。

　互換性のないBluetoothイヤホンを使用しても、通知を聞くことはできません（古いBeatsのヘッドホン、SonyのBluetoothイヤホンの2つで試してみましたが、通知音が流れるだけで内容は読み上げませんでした）。

4. センシティブな音声通知はOffに

　設定次第では、メールやSMSの認証パスワード、仕事に関するメッセージなど、他人に聞かれたくない内容も音声で流れてしまう可能性があります。

　使用範囲を必要最小限に留めるなど、ユーザー側の工夫が必要になります。

まとめ

　iPhoneの「Announce Notifications on Speaker（スピーカーで通知を読み上げ）」を使用すると、音声で通知を確認することができます。ニュースやAI関連の通知を効率良く把握したい場合に便利なツールです。

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