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Geminiモバイルアプリに「Deep Research」が登場:AIによる高度なリサーチ支援

Alexa・Gemini・Siri
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 本投稿は、以下の端末、アプリ、バージョンを使い、執筆時点の情報を基に作成しています。

  • Pixel 8(Android 15) / Google Gemini(1.0.686588308)
  • iPhone 16(iOS 18.2.1) / Google Gemini(1.2025.0570102)

TL;DR

– Geminiの「Deep Research」機能が、モバイルアプリに登場

Gemini Advancedユーザー向けに提供され、Android・iOSで使用可能

– 体系的で読みやすいリサーチレポートにより、情報収集がより迅速に

モバイルアプリでAIリサーチ支援

 Geminiの「Deep Research」機能が、モバイルアプリでも使用できるようになりました。Gemini Advancedユーザー向けに提供されており、Android・iOSのGeminiからアクセスが可能です。

 この機能は、AIを活用して詳細かつ体系的なリサーチレポートを自動生成し、情報収集にかかる時間を短縮します。複数のタブを開いてサイトを探し回ることなく、情報を一元的に管理する便利なツールです。

(Update 2025/3/17)

 Googleは、無料ユーザー向けにもDeep Researchの提供を開始したと発表しています。

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Deep Researchの使用方法

  1. 使用モデルの選択
  2. リサーチしたいテーマを入力
  3. リサーチプランの確認・承認
  4. レポート生成
1. 使用モデルの選択

 Geminiアプリを起動して、画面上部にあるモデルリストから「Deep Research」を選択します。

Geminiモバイルアプリに表示されるモデル一覧

「Deep Research」を選択
2. リサーチしたいテーマを入力

 調査したいトピックを入力すると、Geminiがリサーチプランを自動作成します。

3. リサーチプランの確認・承認

 作成されたリサーチプランを確認し、必要に応じて修正しながら、最適な形で承認します。

4. レポート生成

 承認後、Geminiが関連情報を収集・分析し、体系的なレポートを作成します。

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情報の真偽は自分で確認する

 私は、以下のような調査トピックを試しました。

  • 大根の生育と気温の関係性
  • アジの釣果に関する季節要因
  • 世代別の靴の売れ行きと嗜好性

 結果として、どれも体系的で読みやすいレポートが作成されましたが、文章の欠落、アクセス先の制限によるデータの記載漏れなど、所々で不明瞭な箇所も見受けられました。

 また、アプリ画面下部にある「生成された回答を再確認するようにしてください」との注意書きにもあるように、内容の真偽については自分で判断する必要があります。

 レポート内容に過度に依存することなく、リサーチの入り口として活用するなどの工夫が求められます。

まとめ

 このDeep Research機能の登場で、AIを活用した高度なリサーチ支援が更に身近なものになりました。ただ、生成されたレポート内容を再確認するなど、ユーザー側の工夫も一層求められることになります。

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