TL;DR
– Geminiの「Deep Research」機能がモバイルアプリに登場
– Gemini Advancedユーザー向けに提供され、Android・iOSで使用可能
– 体系的で読みやすいリサーチレポートにより、情報収集を効率化する
モバイルアプリでAIリサーチ支援

引用元: blog.google
Google Geminiの「Deep Research」機能が、モバイルアプリでも使用できるようになりました。Gemini Advancedユーザー向けに提供されており、Android・iOSのGeminiからアクセスが可能です。
(Update 2025/3/17)
Googleは、無料ユーザー向けにもDeep Researchの提供を開始したと発表しています。
この機能は、AIを活用して詳細かつ体系的なリサーチレポートを自動生成し、情報収集にかかる時間を短縮します。複数のタブを開いてサイトを探し回ることなく、情報を一元的に整理する便利なツールです。
Deep Researchの使用方法
- 使用モデルの選択
- リサーチしたいテーマを入力
- リサーチプランの確認・承認
- レポート生成
1. 使用モデルの選択
アプリ画面上部にあるリストから、「Deep Research」を選択します。

「Deep Research」を選択
2. リサーチしたいテーマを入力
調査したいトピックを入力すると、Geminiがリサーチプランを自動作成します。
3. リサーチプランの確認・承認
作成されたリサーチプランを確認し、必要に応じて修正しながら、最適な形で承認します。
4. レポート生成
承認後、Geminiが関連情報を収集・分析し、体系的なレポートを作成します。
情報の真偽は自分で確認する
私は、以下のような調査トピックを試しました。
- 大根の生育と気温の関係性
- アジの釣果に関する季節要因
- 世代別の靴の売れ行きと嗜好性
結果として、どれも体系的で読みやすいレポートが作成されましたが、文章の欠落、アクセス先の制限によるデータの記載漏れなど、所々で不明瞭な箇所も見受けられました。
また、アプリ画面下部にある「生成された回答を再確認するようにしてください」との注意書きにもあるように、内容の真偽については自分で判断する必要があります。
レポート内容に過度に依存することなく、リサーチの入り口として活用するなどの工夫が求められます。
まとめ
このDeep Research機能の登場で、AIを活用した高度なリサーチ支援が更に身近なものになりました。ただ、生成されたレポート内容を再確認するなど、ユーザー側の工夫も一層求められることになります。
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