TL;DR
– NotebookLMの「Audio Overview」が、Geminiに登場
– Deep Researchで出力したレポートも、ポッドキャスト風に自動音声化できる
– Webアプリ、モバイルアプリの両方から使用可能
Geminiが資料をPodcastに変える
GoogleのNotebookLMで提供されている「Audio Overview」が、Geminiでも使用できるようになりました。Webアプリ、モバイルアプリの両方からアクセス可能で、対応言語は英語のみとなっています。
NotebookLMの「Audio Overview」は、2人のAIがPodcastのような掛け合いで深掘りしながら、ドキュメント(テキストファイル、PDF・・)を音声で説明する人気の機能です。
今回登場したGemini版では、Deep Researchのレポートも音声化できる機能が搭載されています。中身がぎっしり詰まったリサーチでも10分程度の音声に集約されるため、空き時間や移動中の情報キャッチアップに活用することが可能です。
「Audio Overview」の使用手順
使用手順は、以下の3パターンが想定されます。
- アップロードしたファイルのAudio Overviewを生成する
- Deep ResearchのAudio Overviewを、Webアプリで生成する
- Deep ResearchのAudio Overviewを、モバイルアプリで生成する
1. アップロードしたファイルのAudio Overviewを生成する
ファイルを用いたAudio Overviewの生成手順は、Web・モバイル共に同じです。
まず、任意のファイルをGeminiにアップロードします。その後、画面に表示される「Generate Audio Overview」をタップすると、音声が生成されます。
2. Deep ResearchのAudio Overviewを、Webアプリで生成する
Deep Researchで任意のレポートを作成後、「Export to Docs」の横にあるアイコンをクリックします。プルダウンメニューの「Generate Audio Overview」をタップすると、音声が生成されます。

Export to Docsの横にあるアイコン
3. Deep ResearchのAudio Overviewを、モバイルアプリで生成する
Deep Researchで任意のレポートを作成後、「Open」をタップしてレポートを開きます。
次に、画面右上のメニューアイコンに進み、「Generate Audio Overview」をタップすると、音声が生成されます。

画面右上のメニューアイコンをタップ
まとめ
Audio Overviewは、情報理解のスタイルを変える音声機能です。Gemini版では、Deep Researchのレポートも音声化できるため、空き時間や移動中の情報キャッチアップに活用することが可能です。
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