TL;DR
– iPhoneの「Live Captions」は、端末音声と外部音声の2種類に対応
– 使用できる言語は英語のみ
– ニュースやスピーチなどの字幕起こしに便利
英語音声の字幕化
iPhoneの「Live Captions」は、英語音声をリアルタイムで文字起こしする便利な機能です。再生中のYouTubeや映画音声だけでなく、マイクが拾う外部音声にも対応しています。
対象音声の切り替えは、専用の操作パネルから1タップで完了。また、表示する文字サイズや色なども変更できるため、用途に合わせたカスタマイズが可能です。
使用手順
では、Live Captionsを実際に試していきます。
- 言語設定を英語に切り替える
- 「Live Captions」を有効にする
- 対象音声を選択する
- テストする
1. 言語設定を英語に切り替える
iPhone本体の言語設定を、英語に切り替えます。設定が日本語のまま英語音声を流しても、正しく字幕起こしされません。
iPhoneの言語設定は、Settings(設定)→ General(一般)→ Language & Region(言語と地域)→ Preferred Languages(優先する言語)から行います。
2. 「Live Captions」を有効にする
iPhoneのHome画面に戻り、Settings(設定)→ Accessibility(アクセシビリティ)→ Live Captionsの順に進み、設定をOnに切り替えます。なお、文字サイズや色の変更は、その下のAppearanceから行います。

「Live Captions」をオンに
3. 対象音声を選択する
画面左下に表示される操作パネルをタップして、字幕起こしする音声を選択します。
- Microphone ・・・ マイクが拾う外部音声の字幕起こし
- iPhone Audio ・・・ 端末音声の字幕起こし
4. テストする
YouTubeを再生してみたり、iPhoneに話かけて、音声がリアルタイムで字幕表示されるか確認します。
ニュースやスピーチに効果的
字幕起こしの対象は幅広いですが、ニュースやスピーチなどの音声に使用すると、高い効果を発揮します。
映画、音楽(歌詞の文字起こし)、自分で録画した動画の音声、会議、周囲の会話などは、独特の速さやリズム、音質の悪さ、周囲の騒音、音声の重なりが影響し、上手く文字起こしされない場合があります。
まとめ
iPhoneの自動字幕起こしは、端末音声と外部音声の両方に対応しており、使いやすいUIによる操作性も優れています。ニュースやスピーチなどの英語音声に使用すると、高い効果を発揮します。
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