TL;DR
– Geminiの「Apps」は、Google製アプリ、サードパーティアプリ、端末へのアクセス権限を管理
– GeminiアプリアクティビティをOnにしないと、Appsを有効にできない
Geminiに権限を付与する
Geminiアプリは、
- 「東京駅までの経路を検索して」
- 「SpotifyでMaroon5を再生して」
といったユーザーリクエストを、アプリ内で完結させることができます。
この機能は、以前までExtensions(拡張機能)という名称でしたが、現在は「Apps(アプリ)」という呼称に変更されています。
Appsを有効にすると、Geminiは以下のGoogle製アプリ、サードパーティアプリ、端末操作を実行できるようになります。
- Google Workspace(Gmail、Calendar、Keep、ToDoリスト、ドキュメント、ドライブ)
- Messages
- Phone
- Google Home
- ユーティリティ(タイマー、アラーム、写真撮影、音量調節など)
- Google Flights
- Google Hotels
- Google Maps
- Spotify
- YouTube
- YouTube Music
Gemini Apps Activityの設定
ただ、Apps(アプリ)の使用には、 「Gemini Apps Activity(Geminiアプリアクティビティ)」をオンにする設定が必須となっています。
Geminiアプリアクティビティをオンにすると、ユーザーの会話内容(テキスト、音声、画像を含む)はデータベースに保存され、AIモデルの改善に使用される場合があります。
また、プライバシー保護の観点では、以下の2点について、特に留意する必要があります。
- データは、人間のレビュアーが閲覧する場合がある
- レビューされた内容は、アカウントとは切り離された形で3年間保存される
詳細は、Geminiアプリのプライバシーハブで確認することができます。
Appsの設定手順
Apps(アプリ)の設定は、以下の手順で進めていきます。
- Gemini Apps Activityをオンにする
- Appsの設定画面を開く
- 使用する機能を選択する
1. Gemini Apps Activityをオンにする
Geminiアプリを起動し、右上のアカウントアイコン → Gemini Apps Activity(Geminiアプリアクティビティ)の順に進み、設定をOnに切り替えます(以下画像を参照)。

「オンにする」をタップ
2. Appsの設定画面を開く
アプリのHome画面に戻り、右上のアカウントアイコン → Apps(アプリ)の順に進み、設定画面を開きます。
3. 使用する機能を選択する
Geminiアプリと連携したい機能を探して、設定を有効にします。

Onに切り替える
まとめ
GeminiでSpotifyやGoogle Mapsなどを使用する際は、Apps(アプリ)の設定をOnに切り替えます。ただ、Geminiアプリアクティビティの取り扱いに、十分留意する必要があります。
関連記事はこちら //


