TL;DR
– Live Transcribe(音声文字変換)は、外部音声をリアルタイムで文字起こしする機能
– 日本語・英語を含む多言語の音声に対応
– 予め言語データをダウンロードしておくと、オフライン時でも使用することができる
「音声文字変換」とは?
Live Transcribe(音声文字変換)は、外部音声をリアルタイムで文字起こしする機能です。Google Pixelには標準搭載されており、日本語・英語を含む多言語の音声に対応しています。
似た名称で、Live Caption(自動字幕起こし)という機能がGoogle Pixelに搭載されていますが、これは再生中の動画音声や通話音声を対象としており、Live Transcribeとは別の機能になります。
迅速な文字起こし
Live Transcribe(音声文字変換)を起動すると、専用のUIがスクリーン全体に表示され、対象音声を文字起こしします。実際の音声と文字起こし表示までのタイムラグは短く、テレビや日常会話の音声スピードでも概ね対応可能です。

Live Transcribe(音声文字変換)
オフラインでも使用可能
また、文字変換する言語データを事前にダウンロードしておくと、オフライン時でも使用することができます。幅広いシーンでのサポートが期待できる便利な機能です。
オフライン再生可能な言語例
- イタリア語
- スペイン語
- ドイツ語
- フランス語
- 英語
- 韓国語
- 日本語
使用手順
では、言語設定から音声テストまで、一連の手順を試していきます。
- 音声文字変換を起動する
- 使用言語を設定する
- テストする
- (オプション)オフライン時に使用する言語データをダウンロードする
- (オプション)ショートカットボタンを設置する
1. 音声文字変換を起動する
まず、端末の設定画面を開き、Accessibility(ユーザー補助)→ Live Transcribe(音声文字変換)→ Open Live Transcribe(音声文字変換を開く)の順に進み、音声文字変換を起動します。
2. 使用言語を設定する
起動画面の左下にある設定アイコン → More settings(その他の設定)の順に進み、Primay language(メイン言語)、及びSecondary lauguage(サブ言語)をタップして、使用する言語をそれぞれ選択します。

起動画面の左下にある設定アイコン
3. テストする
再度、前項1の手順で音声文字変換を起動します。問題がなければ、テレビ音声や会話内容の文字起こしが、スクリーンに表示されます。
4.(オプション)オフライン時に使用する言語データをダウンロードする
前項2のメイン言語、及びサブ言語の設定画面の中で、オフライン再生可能な言語を確認できます。
使用したい言語をタップすると、データをダウンロードすることができます。
5.(オプション)ショートカットボタンを設置する
繰り返し使用する場合は、1タップで音声文字変換を起動するショートカットボタンを、Home画面に設置しておくと便利です。
端末の設定画面を開き、 Accessibility(ユーザー補助)→ Live Transcribe(音声文字変換)の順に進み、Live Transcribe shortcut(音声文字変換のショートカット)をOnにすると、緑色のショートカットボタンが表示されます。

音声文字変換のショートカットボタン
まとめ
Live Transcribe(音声文字変換)は、マルチ言語対応の文字起こし機能で、オフライン時でも使用することができます。実際の音声と文字起こし表示までのタイムラグが短いため、日常会話など幅広いシーンで活用することが可能です。
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