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PixelのLive Transcribe(音声文字変換)を試す:オフライン時も使用可能なリアルタイム文字起こしの性能は?

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 本投稿は、以下の端末、バージョンを使い、執筆時点の情報を基に作成しています。

  • Pixel 8(Android 15)

TL;DR

– Live Transcribe(音声文字変換)は、外部音声をリアルタイムで文字起こしする機能

– 日本語・英語を含む多言語の音声に対応

– 予め言語データをダウンロードしておくと、オフライン時でも使用することができる

「音声文字変換」とは?

 Live Transcribe(音声文字変換)は、外部音声をリアルタイムで文字起こしする機能です。Google Pixelには標準搭載されており、日本語・英語を含む多言語の音声に対応しています。

 似た名称で、Live Caption(自動字幕起こし)という機能がGoogle Pixelに搭載されていますが、これは再生中の動画音声や通話音声を対象としており、Live Transcribeとは別の機能になります。

迅速な文字起こし

 Live Transcribe(音声文字変換)を起動すると、専用のUIがスクリーン全体に表示され、対象音声を文字起こしします。実際の音声と文字起こし表示までのタイムラグは短く、テレビや日常会話の音声スピードでも概ね対応可能です。

pixel8の音声文字変換の起動画面

Live Transcribe(音声文字変換)
オフラインでも使用可能

 また、文字変換する言語データを事前にダウンロードしておくと、オフライン時でも使用することができます。幅広いシーンでのサポートが期待できる便利な機能です。

オフライン再生可能な言語例

  • イタリア語
  • スペイン語
  • ドイツ語
  • フランス語
  • 英語
  • 韓国語
  • 日本語
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使用手順

 では、言語設定から音声テストまで、一連の手順を試していきます。

  1. 音声文字変換を起動する
  2. 使用言語を設定する
  3. テストする
  4. (オプション)オフライン時に使用する言語データをダウンロードする
  5. (オプション)ショートカットボタンを設置する
1. 音声文字変換を起動する

 まず、端末の設定画面を開き、Accessibility(ユーザー補助)→ Live Transcribe(音声文字変換)→ Open Live Transcribe(音声文字変換を開く)の順に進み、音声文字変換を起動します。

2. 使用言語を設定する

 起動画面の左下にある設定アイコン → More settings(その他の設定)の順に進み、Primay language(メイン言語)、及びSecondary lauguage(サブ言語)をタップして、使用する言語をそれぞれ選択します。

pixelの音声文字変換の設定アイコン

起動画面の左下にある設定アイコン

3. テストする

 再度、前項1の手順で音声文字変換を起動します。問題がなければ、テレビ音声や会話内容の文字起こしが、スクリーンに表示されます。

4.(オプション)オフライン時に使用する言語データをダウンロードする

 前項2のメイン言語、及びサブ言語の設定画面の中で、オフライン再生可能な言語を確認できます。

 使用したい言語をタップすると、データをダウンロードすることができます。

5.(オプション)ショートカットボタンを設置する

 繰り返し使用する場合は、1タップで音声文字変換を起動するショートカットボタンを、Home画面に設置しておくと便利です。

 端末の設定画面を開き、 Accessibility(ユーザー補助)→ Live Transcribe(音声文字変換)の順に進み、Live Transcribe shortcut(音声文字変換のショートカット)をOnにすると、緑色のショートカットボタンが表示されます。

pixel8のLiveTranscribeのショートカットボタン

音声文字変換のショートカットボタン

まとめ

 Live Transcribe(音声文字変換)は、マルチ言語対応の文字起こし機能で、オフライン時でも使用することができます。実際の音声と文字起こし表示までのタイムラグが短いため、日常会話など幅広いシーンで活用することが可能です。

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