TL;DR
– Geminiを日常・仕事シーンで活用するアイデアをシリーズで紹介
– 今回は「Googleマップ + メッセージ」の2つを使って、外食計画を立てる
– リクエストをスムーズに進めるコツは「step-by-step」
美味しい時間をGeminiでアレンジ
Geminiアプリは、Apps(アプリ)の設定を有効にしておくと、「Google Mapsで近くのレストランを検索 → xxにメッセージで送信」のような一連リクエストを、会話形式で処理することができます。
テキストをコピーして、別のアプリを立ち上げて、ペーストして・・などのステップは不要。WorkspaceやYouTubeなど他Appsとの組み合わせ次第で、応用の幅は更に広がります。
2回の音声リクエストで完了
友人と外食する計画を立てたい場合、実行するリクエストは、
- Google Mapsでお店を検索する
- メッセージでリンクを共有する
の2つ。
ポイントは1番目です。食事ジャンル(イタリアン、和食、焼肉・・)の他に、星情報や営業時間などを条件に検索すると、ニーズに合う店を探しやすくなります。
エラーを減らすコツ
Appsを使うリクエストは、どうしても「まとめてリクエストする」という手法を試したくなりますが、個人的にはあまりオススメしません。
「Googleマップ①でレストラン検索して、xxにメッセージ②を送信したら、音楽③かけて」のような、複数のAppsを跨ぐリクエスト(この場合は3つ)は、エラー発生の確率がどうしても高くなるからです。
また、長文のリクエストであるほど、言い間違えも必然的に増えます。その言い間違えを避けようとして、喋るスピードを遅くしてしまうと、リクエストの途中でAIが処理を始めてしまうことも。
優先事項は、
- 「AIがリクエストを正しく理解する」
- 「Appsが処理を正常に実行する」
の2つです。そのための最適な手法は、やはり「step-by-step」。リクエストを1つずつ順に進めていくことが近道になります。
試してみよう
では、リンク共有までの一連リクエストを、順に試していきます。
- Appsの事前設定を完了する
- メッセージの送信先を登録する
- Google Mapsでレストランを検索する
- メッセージで共有する
1. Appsの事前設定を完了する
まず、こちらの投稿を参考にしながら、GeminiのApps(アプリ)設定で、Messages(メッセージ)とGoogleマップを有効にします。
2. メッセージの送信先を登録する
Contacts(連絡先)アプリに、送信相手の名前と電話番号を登録します。
3. Google Mapsでレストランを検索する
Geminiを起動して、「神田周辺の、星4つ以上で、17時台に営業しているジンギスカン屋を、リストアップして」のように言って、お店を検索します。星や営業時間の情報は、Google Mapsのデータが基になります。

条件付き(星数と営業時間)で検索
4. メッセージで共有する
続けて、「リストのx番目とx番目の店のリンクを、xxにメッセージで送信して」のように言って、候補の店を友人と共有します。
まとめ
Geminiアプリは、一連のリクエストをアプリ内で完結させることができます。今回は外食の計画を例に挙げましたが、使い方次第で他の日常・仕事シーンにも応用することが可能です。
関連記事はこちら //


