TL;DR
– Digital Wellbeingアプリには、睡眠中の咳・いびきを計測する機能がある
– 咳は回数、いびきは分単位でカウントされる
– 計測結果は、Clock(時計)アプリの「おやすみ時間」から確認できる
睡眠状態を数値でチェック
Google Pixelの「Bedtime(おやすみ時間)」モードを有効にすると、睡眠中の咳・いびきを計測することができます。
このデータは、Digital Wellbeingアプリが計測しており、咳は回数、いびきは分単位でカウントされます。一覧画面では、計測結果が日次・週次単位で表示され、自身の睡眠状況を簡易的にチェックすることができます。
この機能を使用するためには、
- おやすみ時間モードを有効にする
- Digital Wellbeingアプリにデータアクセスを許可する
の2つが必要ですが、全てClock(時計)アプリから設定が可能です。
なお、咳・いびきの検知にはデバイスのマイクを使用しますが、音声が録音・共有されることはなく、計測データはユーザーがいつでも削除することができます。
使用手順
では、ClockアプリとDigital Wellbeingアプリの設定を、順に進めていきます。
- Clockアプリの設定画面を開く
- 入眠・起床時刻を設定する
- Digital Wellbeingの設定画面を開く
- データアクセスを許可する
- 「咳といびきの検出」を有効にする
- 「おやすみ時間」モードを有効にする
- (参考)計測データ
1. Clockアプリの設定画面を開く
まず、Clockアプリを起動し、右下のBedtime(おやすみ時間)をタップして、設定画面を開きます。
2. 入眠・起床時刻を設定する
続いて、スケジュールパネルのおやすみ時間(左側)と起床時間(右側)の時刻を、それぞれ設定します。
例えば、以下の時刻で設定すると、「PM21:30 – AM4:30」の7時間が、咳・いびきの計測期間になります。

入眠・起床時刻を設定する
3. Digital Wellbeingの設定画面を開く
次に、右上のアイコン → Show recent activity(最近のアクティビティを表示)→ Continue(続行) の順にタップして、Digital Wellbeingの設定画面を開きます(以下画像を参照)。

右上のアイコン

「続行」をタップ
4. データアクセスを許可する
「アプリの使用状況データとセンサーデータへのアクセスを許可しますか?」を許可すると、Clockアプリから咳・いびきの計測データにアクセスできるようになります。
5. 「咳といびきの検出」を有効にする
続いて、Cough & snore detection(咳といびきの検出)を有効にしたら、画面を1つ戻ります。

咳といびきの検出
6. 「おやすみ時間モード」を有効にする
最後に、スケジュールパネルのおやすみ時間(左側)をタップ → 右下のボタンをOn(以下画像を参照)に切り替えて、おやすみ時間モードを有効にします。

このボタンをOnに切り替える
7. (参考)計測データ
計測データは、以下のようなレイアウトで表示されます。

まとめ
Digital Wellbeingアプリを使用すると、睡眠中の咳・いびきを計測することができます。データは日次・週次単位で表示され、自身の睡眠状況を簡易的にチェックすることが可能です。
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