TL;DR
– macOS Sequoia 15.4がリリースされ、Apple Intelligenceが日本語でも使用可能に
– 「Type to Siri」や「ChatGPT連携」で、新しいSiriを体験
日本語版 Apple Intelligence
macOS Sequoia 15.4のリリース以降、「Type to Siri」や「ChatGPT連携」など、Apple Intelligenceの新機能が日本語でも使用できるようになりました。
Type to Siri
Type to Siri(Siriにタイプ入力)は、タイプ入力でSiriにリクエストを送信する機能です。
「オフィスにいるので音声入力できない」「周囲がうるさくて声が通らない」などの状況でも、Siriを実行できる便利なツールです。
ChatGPT連携
ChatGPT連携は、Siri経由でChatGPTにリクエストを送信する機能です。
「大規模言語モデルの作り方は?」「SNSの投稿アイデアを5個教えて」のような、Siriでは回答が難しい質問でも、ChatGPTが代わりに対応します。
「Type to Siri」を使ってみよう
使用方法
- Apple Intelligenceを起動する
- 「Type to Siri」を起動する
- テキストを入力する
1. Apple Intelligenceを起動する
まず、Macの言語設定とSiriの言語設定を、同一言語に揃えます。
Macの言語設定
System Settings(システム設定)→ General(一般)→ Language & Region(言語と地域)の順に進み、優先する言語を日本語に切り替えます。
Siriの言語設定
System Settings(設定)→ Apple IntelligenceとSiri の順に進み、Siriの言語を日本語に切り替えます。
Apple Intelligenceの起動
起動ボタン(以下画像を参照)をOnにして、Apple Intelligenceを起動します。

Apple Intelligenceの起動
2. 「Type to Siri」を起動する
画面右上のメニューバーに表示されているSiriのアイコンをタップ、もしくはキーボードショートカットを使用して、Type to Siriを起動します。
Siriのアイコンが非表示の場合
Siriのアイコンが非表示の場合、System Settings(設定)→ Control Center(コントロールセンター)の順に進み、メニューバーの表示設定を確認します。

「メニューバーに表示」に切り替える
キーボードショートカット
キーボードショートカットは、System Settings(設定)→ Apple IntelligenceとSiri の画面で確認できます。

「Type to Siri」のキーボードショートカット
3. テキストを入力する
Siriへのリクエストをテキスト入力します。
SiriでChatGPTを呼び出してみよう
使用方法
- Apple Intelligenceを起動する
- ChatGPTの設定画面を開く
- ChatGPTを有効にする
- 「ChatGPTに・・」と質問する
1. Apple Intelligenceを起動する
まず、Macの言語設定とSiriの言語設定を、同一言語に揃えます。
Macの言語設定
System Settings(システム設定)→ General(一般)→ Language & Region(言語と地域)の順に進み、優先する言語を日本語に切り替えます。
Siriの言語設定
System Settings(設定)→ Apple IntelligenceとSiri の順に進み、Siriの言語を日本語に切り替えます。
Apple Intelligenceの起動
起動ボタン(以下画像を参照)をOnにして、Apple Intelligenceを起動します。

Apple Intelligenceの起動
2. ChatGPTの設定画面を開く
次に、System Settings(システム設定)→ Apple IntelligenceとSiri → ChatGPT の順に進み、ChatGPTの設定画面を開きます。
3. ChatGPTを有効にする
「ChatGPTを使用」の右側にある「設定」に進むと、規約やプライバシーに関する同意画面が表示されます。続いて、「ChatGPTを有効にする」をタップすると、ChatGPTとの連携が完了します。
4. 「ChatGPTに・・」と質問する
Siriに「ChatGPTにxxを聞いて」と質問します。
まとめ
Apple Intelligenceが日本語でも使用可能になり、Type to SiriやChatGPT連携がより身近なものになりました。いずれも数ステップの設定作業で開始することができます。
関連記事はこちら //


