TL;DR
– iPhoneのMessagesアプリは、音声メッセージの送受信に対応している
– 送信・再生した音声メッセージは、デフォルトで自動削除される
– チャット画面には、音声内容の文字起こしが表示される
表現に富んだメッセージを
iPhoneのMessages(メッセージ)アプリには、音声メッセージの送受信機能が搭載されています。テキストで表現しきれない驚きや喜びを伝えたい時や、タイプ入力の代替として使用できる便利なツールです。
録音は、チャットを開いてアイコンをタップするだけ。また、チャット画面には音声の文字起こしが表示(送信者・受信者の双方に)されるため、内容を簡易的にチェックすることもできます。

文字起こしで内容をチェック
データは自動削除がデフォルト
音声メッセージは、iPhoneのストレージを圧迫しやすいため、
- 送信側のiPhone ・・・ 送信した音声メッセージは、2分後に自動削除される
- 受信側のiPhone ・・・ いつでも音声メッセージを再生できるが、再生すると2分後に自動削除される
ように設定されています。
使用後の音声メッセージを保存することも可能ですが、別途設定が必要になります(後述)。
RCSなどの通信規格について
また、音声メッセージをiPhone以外の端末と送受信する際は、音声メッセージに対応した通信規格(RCSなど)の設定が必要になります。
なお、Android・iOSのRCSに対応する国内キャリア、RCSの設定方法等については、本投稿では割愛しています。
使用手順
では、音声メッセージの録音・送信・再生を、実際に試していきます。
- チャットを開く
- 録音する
- (オプション)追加で録音する
- 送信する
- (オプション)音声データを保存する
- 再生する
1. チャットを開く
まず、メッセージアプリを起動して、任意のチャットを開きます。
2. 録音する
次に、➕ボタン → Audio(オーディオ)の順にタップして、音声を録音します(以下画像を参照)。録音が終了したら、停止ボタンをタップします。

「オーディオ」をタップ
3. (オプション)追加で録音する
同じ音声メッセージに追加で録音したい場合は、記録時間が表示されているアイコン(以下画像を参照)をタップすると、録音を再開できます。

タップすると録音を再開する
4. 送信する
右側の矢印アイコンをタップすると、音声メッセージが送信されます。
5. (オプション)音声データを保存する
送受信した音声メッセージを保存する方法は、以下の2つがあります。
自動削除設定をOffにする
Settings(設定)→ Apps(アプリ)→ Messages(メッセージ)→ Expire(有効期限)の順に進み、Never(なし)を選択します。
個別に保存する
自動削除設定がOnになっていても、送受信したメッセージの右下に表示されるKeep(保持)をタップすると、個別に音声メッセージを保存することができます(以下画像を参照)。
但し、送信から2分経過、もしくは受信後に再生してから2分経過すると、音声メッセージの保存操作はできなくなります。

「保持」をタップして保存する
6. 再生する
受信側のチャット画面で、再生ボタンをタップすると音声が流れます。
なお、再生ボタンを長押しすると、音声メッセージの再生速度を変更することができます。
まとめ
iPhoneのメッセージアプリは、音声メッセージの送受信に対応しています。チャット画面には音声の文字起こしも表示されるため、内容を簡易的にチェックすることが可能です。
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