TL;DR
– Geminiの「時間指定アクション」は、指定した時間や繰り返し条件に基づいて、プロンプトを実行する
– Web検索、リマインド、予定管理などのアクション自動化は、日常・仕事シーンを幅広くサポートする
AIでルーティン管理
Googleは、Pro・Ultraユーザー向けのサービスとして、Scheduled actions(時間指定アクション)機能を新たにリリースしました。
この機能は、指定した時間や繰り返し条件に基づいて、Geminiがプロンプトを実行する仕組みを提供します。例えば、
- 毎朝6時に、国内の最新ニュースをアップデートして
- 今日の午後4時にランニングするから、5分前に天気調べて
- 毎朝8時に、今日の会議で使用する資料をドライブから探して、要点を整理して
のようにリクエストすると、Web検索や要約などを自動で実行できるようになります。
なお、作成できるアクション数には制限(10個まで)があり、使用にはGemini Apps Activity(Geminiアプリアクティビティ)をOnにする事前設定が必要です。
使用手順
では、時間指定アクションを、実際に試していきます。
- Gemini Apps Activityを有効にする
- 「時間指定アクション」を入力する
- (オプション)アクションを編集する
- 通知を受け取る
1. Gemini Apps Activityを有効にする
まず、Geminiアプリを起動し、右上のアカウントアイコン → Gemini Apps Activity(Gemini アプリ アクティビティ)の順に進み、設定をオンに切り替えます(以下画像を参照)。

「オンにする」をタップ
2. 「時間指定アクション」を入力する
チャット画面で、任意の時間指定アクションを入力します。
3. (オプション)アクションを編集する
アクションの内容、時間、繰り返し条件を編集したい場合は、時間指定アクションを作成したチャットを開いて、Geminiに変更をリクエストします。
また、作成した全てのアクションを確認したい場合は、チャット画面 → 右上のアカウントアイコン → Scheduled actions(時間指定アクション)の順に進むと、作成済みのアクションを一覧表示できます。
4. 通知を受け取る
指定した時間になると、Geminiから「アクションの準備ができました」の通知が届きます。
なお、通知のOn/Offは、Settings(設定)→ Notifications(通知)→ App notifications(アプリの通知)→ Google → Show unused categories(使用していないカテゴリを表示)で切り替えが可能です。

アクション実行後の通知
まとめ
GeminiのScheduled actionsは、指定した時間や繰り返し条件に基づいてプロンプトを実行する機能です。作成できるアクション数には制限があり、使用にはGeminiアプリアクティビティをOnにする事前設定が必要です。
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