TL;DR
– Geminiを日常・仕事シーンで活用するアイデアをシリーズで紹介
– 今回は「Google カレンダー + Google ドライブ」を使って、当日の会議資料を確認する
– リクエストをスムーズに進めるコツは「step-by-step」
AIで要点を理解する
Geminiアプリは、Apps(アプリ)の設定を有効にしておくと、
「Google Mapsで近くのレストランを検索 → 友人にメッセージで送信」
のようなリクエストを、会話形式で処理することができます。Apps(以下参照)の組み合わせ次第で、様々なタスク処理に応用することが可能です。
使用可能なApps一覧:
- Google Workspace(Gmail、Calendar、Keep、ToDoリスト、ドキュメント、ドライブ)
- Messages
- Phone
- Google Home
- ユーティリティ(タイマー、アラーム、写真撮影、音量調節など)
- Google Flights
- Google Hotels
- Google Maps
- Spotify
- YouTube
- YouTube Music
2回の音声リクエストで完了
今回はこの機能を活用して、会議資料の確認と要点整理をしてみたいと思います。実行するリクエストは、
- Google Calendarでスケジュールを確認する
- Google Driveにある会議資料を探して、要点を整理する
の2つです。
Geminiが資料を見つけやすくする工夫として、私は資料のタイトルを「2025年6月25日17時 全体会議」のように、日付・時間付きで書いています。他にも方法はあると思いますが、これでも上手く判別してくれます。
エラーを減らすコツ
Appsを使うリクエストは、どうしても「まとめてリクエストする」という手法を試したくなりますが、
「Googleマップ①でレストラン検索して、xxにメッセージ②を送信したら、音楽③かけて」
のような複数のAppsを跨ぐリクエスト(この場合は3つ)は、エラー発生の確率がどうしても高くなるため、個人的にはあまりオススメしません。
ここでの優先事項は、「AIが正しく処理を実行すること」に尽きます。そのための最適な手法は、やはり「step-by-step」。リクエストを1つずつ順に進めていくことが近道になります。
試してみよう
では、予定確認から要点整理まで、一連のリクエストを試していきます。
- Appsの事前設定を完了する
- Googleカレンダーの予定を確認する
- Googleドライブの資料を確認する
1. Appsの事前設定を完了する
まず、こちらの投稿を参考にしながら、GeminiのApps(アプリ)設定で、Google Workspaceを有効にします。
2. Googleカレンダーの予定を確認する
次に、Geminiを起動して「今日の予定をリストアップして」のように言って、カレンダーの予定を確認します。
3. Googleドライブの資料を確認する
続いて、「その会議で使用する資料をドライブから探して、要点を整理して」のように言って、資料内容を確認します。
まとめ
Geminiアプリは、一連のリクエストをアプリ内で完結させることができます。今回は会議準備を例に挙げましたが、使い方次第で他の日常・仕事シーンにも応用することが可能です。
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