TL;DR
– 効果音や音声付きの動画を生成する「Veo 3」は、Geminiアプリでも使用できる
– 修正プロンプトを続けて入力して、動画を微調整していくことも可能
リアリティ溢れる動画を
Googleは、動画生成モデル「Veo 3」をリリースし、Pro・Ultraユーザー向けに展開をスタートしています。Geminiアプリで使用可能なモデルは、
- Gemini AI Pro ・・・ Veo 3 Fast
- Gemini AI Ultra ・・・ Veo 3
とそれぞれ異なりますが、どちらも8秒間の動画を効果音や音声付きで生成することができます。
どんな動画が作れる?
使用方法(Proユーザーの場合)は、チャット画面でVideo(動画)をタップして、

「動画」をタップ
- 大阪の屋台で焼きそばがジュウッと音を立て、店主が「ネギ多めでええ?」、客が「お願いします!」と答える
のようにプロンプトを入力するだけ。私の場合は、以下のような動画が生成されました。
内容を修正したい場合は?
とても良い動画だと思いますが、プロンプトの粒度が不足しているため、
- 日本語のセリフを指定しているが、英語で話している
- 客が突然後ろから現れる
などの違和感が所々にあります。そんな時は、
- セリフは日本語に
- 客はカウンター越しに、店主が焼きそばを作るのを一緒に見ている
のような修正プロンプトを続けて入力して、動画を微調整することもできます。
しかし、この修正で生成された動画は、以下のようになりました。日本語にはなりましたが、ネギの追加は・・・。
なお、Proユーザーの場合、Veo 3 Fastの使用回数は1日3回までとなっています。修正プロンプトも1回にカウントされるため、用途に応じた使い分けが必要です。
まとめ
Geminiアプリでも、Veo3による音声付きの動画を生成することができます。セリフがあるだけで、動画のクオリティはガラリと変わります。
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